『スワロウテイル』いつ聴いても酔いしれる charaの主題歌..。もう世界観が好きすぎる!
この映画が上映されたのってもう20年以上も前なのね。
初めてこの映画に出会った若かりし頃、本当に衝撃的だったのを覚えてます♩
主題歌の"Swallowtail Butterfly“もめちゃめちゃ聴いたな〜〜。
charaとかnokkoとか独特な存在感の魅力をもった歌声に憧れる。
この辺をカラオケで歌う人とはだいたい話が合う気がします。笑
円が世界で一番価値を持った架空の都市「円都」(イェンタウン)が舞台。
その街は円を目当てに集まった異邦人で溢れ、いつかのゴールドラッシュのよう。
日本人達はそんな移民労働者達を「円盗」(イェンタウン)と呼んで蔑んだ。
久しぶりに見たけど、今見てもやっぱりこの世界観好きだな〜〜♩
言葉も英語やら中国語やら、日本語が混じったよくわからない言葉が入り混じってて面白いし、とにかく出演者が豪華!今でもめちゃめちゃ活躍してる俳優さんが若い!カッコ良い!テンションが上がる!笑
charaや三上博史、まだあどけない伊藤歩ちゃんもピュアで可愛いし、大塚寧々や桃井かおりも。殺し屋の山口智子もナイスだし、この映画の渡部篤郎が本当にカッコよくてめちゃめちゃ好きだった〜。
上海マフィアのボス、懐かしのロン毛の江口洋介の登場シーンも身震いするほどのカッコ良さだし、もうただのミーハー。笑
ロック・ドクのミッキーカーチスが、アゲハにタトゥーを掘ってあげるシーンがとても良いんです。
アゲハの子供時代の悲しい思い出を少しずつ語りながら、アゲハの心がだんだん解けていって幼虫から大人のアゲハに変わる瞬間を見た感じ。。
ママが死んだ時のことを語るアゲハにかけるフェイホンの台詞も切ない。
天国はあるんだぜ。
でもだれも辿り着けないのさ。
お前は死んで、その魂は空へと飛んでいく。
ところが雲に触れた途端雨になって落ちるのさ。
だからだれも天国なんて見れないんだ。
言ってる途中から降ってくる雨。
フェイホンの壮絶な最後を思うと余計に切ない。
そしてグリコがフェイホンのために歌ってるようなエンディング、"Swallowtail Butterfly〜あいのうた"は、フェイホンとグリコの絆を歌ってるような気がして本当に泣けてしまう。
初めて見た若かりし頃にタイムスリップしたようななんとも言えない気分に酔いしれた映画でした。